涙道治療のご案内

  • 涙道ニュース

おおのぎ眼科

〒792-0866
愛媛県新居浜市宇高3-15-22
TEL・FAX:0897-32-6965
診療時間
月〜金
午前9:00〜13:00
午後15:00〜18:00
木・土
午前9:00〜13:00
手術日
水曜日午後
※一般診察は手術終了後に開始します。
休診日
日曜日・祝日・木曜日午後・土曜日午後

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涙道治療のご案内

流涙症(なみだ目)

流涙症(なみだ目)のしくみ

流涙症(なみだ目) (成人編)

「涙がたくさん出る、涙が流れるといった症状」、いわゆる「流涙症(なみだ目)」の原因を探るため、鼻内視鏡などを用いて幾つかの諸検査を行い、これらの結果を総合的に判定し、正確な診断と的確な治療方針の決定に役立てております。(涙道ニュースご参照)

鼻内視鏡を用いる「涙道の精密検査」は、両側で約2時間要しますので、 あらかじめ電話にてご予約を承りますので、ご一報下さい。

鼻内視鏡を用いる涙道検査

流涙症(なみだ目)(小児編)

赤ちゃんの流涙症は、生後3ヵ月齢までに自然に治癒する例が3〜4割程度ありますので、最初は点眼や涙嚢マッサージなどで経過観察します。生後3ヵ月齢を過ぎても改善しない場合には、まず涙道洗浄を行い、膿が多量に逆流するものでは菌培養を行い、検出菌の種類や薬剤感受性検査を確認しながら、涙道プロービングを行います。

適切な時期に適切な方法で行うことにより、ほぼ全例治癒します。まれにある遷延例や難治例では、全身麻酔下で涙道造影を行ったり、涙道内視鏡による精査・治療を行ったり、また涙管チューブ挿入術などを行う必要があります。

流涙症(なみだ目)(小児編)

先天性鼻涙管閉塞症に涙嚢炎を合併する例は、いわゆる涙嚢ヘルニアの状態にあり、成人におけるダンベル型涙嚢炎に該当します。涙嚢ヘルニアは、自然に破嚢することもあれば、またプロービングなどの処置により破嚢させることができます。破嚢した際、流出する膿を誤嚥する可能性は十分あります。

新生児・乳児の解剖学的な特徴から鼻腔からの膿を誤嚥しやすい点、未熟な免疫能のため感染防御機能が脆弱である点などから、プロービング施行にかかわらず、乳児涙嚢炎の重症例では肺炎などを合併しやすい特徴があります。